鉄欠乏性貧血の症状
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・動悸、息切れがする。 ・疲れやすい。 ・体がだるい。全身の倦怠感。 ・顔色が悪い。 ・頭痛、頭重感 ・まぶたの裏が白い。
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鉄欠乏性 貧血の進んだ場合、次のような症状が出ることがあります。 |
・つめが薄く割れやすい。外側に反り返る。 ・舌の味蕾がなくなってツルツルになり、食べるとしみる。 ・口角炎ができる。 ・ものが飲み込みにくくなる。
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鉄欠乏性 貧血の検査の方法
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血液検査で、下記の値を測定します。 ・ヘモグロビン値(HGB) ・赤血球数(RBC) ・赤血球容積(ヘマトクリット値:HCT) ・鉄分の量、等 検査はどの病院・医院でも受けられ、1週間位で結果が出ます。 |
鉄欠乏性貧血かと思ったら何科に行けばいいのか? |
内科。 (婦人科に通院している人は、婦人科に相談するのもいいようです。)
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鉄欠乏性貧血の原因
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体の中の鉄分が不足して起こる貧血です。 ・月経により血液を失う女性に多い。 ・妊娠・授乳中に、胎児・母乳に鉄分をとられて鉄分不足になる。 ・子宮筋腫等で不正出血や過多月経がある場合。 ・他の病気で慢性的に出血している場合。 ・食事からの鉄分の摂取不足。 (ダイエットでお肉を食べない方は要注意!)
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鉄欠乏性貧血の治療
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鉄剤を内服し、3~4ヶ月で直ります。 他の病気の出血が原因の場合は、その病気の治療が大事です。
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鉄欠乏性貧血に似た病気 |
貧血の原因のほとんどは「鉄欠乏性貧血」ですが、同じような症状で 原因は別の病気もあります。 脳貧血・巨赤芽球性貧血・溶血性貧血・再生不良性貧血 その場合、治療方法も異なりますので、自己判断せず、「貧血かな?」と 思ったら病院で検査を受けてみましょう。 |
鉄欠乏性貧血の予防-効率よく鉄を摂取するには? |
不足しがちな鉄を、食事で効率よく摂取するには? ・3回の食事でこまめに摂る。 鉄が1回に吸収される量は決まっていて、多めに摂っても排泄される。 1日3食でこまめに摂る事が望ましい。 ・吸収率の高いヘム鉄を摂る。 鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる 「非ヘム鉄」があります。(参考資料:鉄の含有量一覧表) ヘム鉄の吸収率:23~28% 非ヘム鉄吸収率:1~5% と、吸収率に大きな差があります。 ※動物性食品は、赤身肉、レバー、魚介等。 ※植物性食品は、大豆、大豆製品、穀物、野菜、海藻等 非ヘム鉄も食べ合わせで吸収率を上げる事が可能です。 ・鉄の吸収を助ける食品と食べ合わせる。 たんぱく質やビタミンCは鉄の吸収を助けます。 非ヘム鉄の食品は肉や魚と一緒に食べたり、ビタミンCの多い野菜や 果物と一緒に摂るようにしましょう。 ・鉄の吸収を妨げる食べ合わせを避ける。 タンニン、フィチン酸、食物繊維は、鉄の吸収を妨げます。 ※タンニン--コーヒーやお茶に含まれます。 ※フィチン酸--玄米やライ麦パンに含まれます。 コーヒーやお茶は食事とは時間をずらして飲むのがよいようです。
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